カプセルホテルに見る日本の生活哲学

投稿者:pengheng    時間:2015-11-24

西洋人は、広々とした場所でゆったりとした時間を過ごすのが好きであるのに対し、日本人は、狭い茶室で落ち着いた気持ちを求める。また、中国人は、「飛流直下三千尺、疑ふらくは是れ銀河の九天より落つるかと」というロマンチックでスケールの大きいものが好きなのに対し、日本人は、「春は花、夏はホトトギス、秋は月、冬は雪」という優雅でスケールの小さいものがお気に入りだ。

近代以前は、日本の政治文化の中心はいつも盆地にあった。もちろん都を平原に遷す機会もあったが、最終的には盆地を選択した。盆地から目の前にある山を見て、自分の位置を確認できることに、日本人は安心感を抱く。そのため、日本人が中国に来ると、方向感覚がなくなるような感覚に襲われる。「盆地思考」は、目の前のものだけを見る、狭い考え方で、そのため日本は卓越した戦略家や政治家を生み出してこなかった。かの有名な武将・織田信長も最終的には、圧倒的多数の明智光秀軍に追われ、自害した。しかし、「盆地思考」は、日本に独特の哲学をもたらした。小さなものの細部に至るまで、日本人はすべてのものを斬新な視点で見ている。それは、日本のコンビニや本屋、旅館などに十分体現されている。

1979年、大阪府大阪市梅田に世界初のカプセルホテルが開業した。宿泊客は、2メートル×1メートル×1.25メートルのカプセルの中で一夜を過ごす。小さくても、そこには、テレビ、ラジオ、ライト、無線LAN、静かな換気扇など全てのものが完備している。また、漫画や雑誌なども読むことができる。この棺桶のような小さな空間に、すべてのものが詰まっているのだ。

宿泊客は、寝る場所が狭いからといって不自由を感じることはない。なぜなら、どのカプセルホテルにも、無料のサウナや温泉、食事ができる場所などがあるからだ。

ここ数年、中国の大都市でもカプセルホテルが登場し始めているものの、日本のそれとは月とスッポンほどの差がある。そのため、カプセルホテルを体験してみたいという人は、日本に行くのが一番だろう。しかし、国の事情や文化の違いもあるため、恥ずかしい思いになるのを避けるために、行く前にはカプセルホテルに泊まるときの「ルール」を確認しておこう。

日本のカプセルホテルに宿泊する時の注意事項

1、オンライン予約はお勧めしない。外国人はパスポートがあれば優遇されるものの、ネット予約ではそのサービスを受けることができない。

2、入るときは靴を脱ぐ。

3、刺青がある人は宿泊禁止。

4、宿泊エリアに入る時は指定の寝巻に着替えなければならない。

5、お風呂につかる前に頭や体を洗わなければならない。

6、ベッドの上では電話禁止。

7、カプセルの中では飲食、喫煙禁止。


「人民網日本語版」2015年11月20日:http://j.people.com.cn/n/2015/1120/c94473-8979791.html

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